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真・女神転生1において表される対立構造には様々なメタファがあると見てよいでしょう...

質問者:zzz*****さん回答数:3 閲覧数:1179

真・女神転生1において表される対立構造には様々なメタファがあると見てよいでしょうか?

真・女神転生1は学生の頃にプレイしたのですが、
ゲーム内容はもちろん、そのストーリー性にも非常に魅力を感じ感銘を受けました。

基本的にニュートラルルートが正道として、このゲームでは神と悪魔の対立(代理戦争)、 秩序と混沌というシンプルな二極構造を基盤に置きつつ、一方で世にはびこる様々な対立構造への中庸論的な回答を示していると思うのです。

わかりやすいもので言えば、ゴトーとトールマンのどちらを支持するか?これは露骨なキャラクター設定からして
右翼と左翼の対立でしょう。
また、神と悪魔(メシア教とガイア教)の日本列島での覇権争いは、欧米列強とアジアの間に挟まれ侵略されそうな日本、へのメタファに思えます。

そして、メシア教とガイア教はそのまま、超メジャーな某宗教のことでしょう。
そうなってくると、最終的にニュートラルルートは「日本は外部の宗教によらず本来持っている神道の考えのもとに歩むべき」といった結論になるのでしょうか?

実際、真2では国家神道や古事記・日本書紀の内容がかなり多く含まれていましたし、ニュートラルルートで示される、自然と調和して生きること、
という考えもやはり神道的な考えに
思えます。

しかし、ニュートラルルートでは
道教の太上老君が案内役です。
これはなぜなのでしょう。
神道は民族宗教で特にこれといった
口伝者がいないからかもしれませんが・・・

どう思われますか?
詳しい方がいらしたら、教えてください。

解決日時:2014/6/29 22:41:16

ベストアンサーベストアンサーに選ばれた回答

回答者:nic*****さん回答日時:2014/6/28 04:53:21

ニュートラルルートを真ルートと見るのは、単にそれが自分の価値観と一致しているからに他ならない(あと、ゲーム的にニュートラルの難易度が一番高い、というのもある)。神道の路線を貫くなら、どう考えてもカオスだ。神道の神はカオスサイドに付いてるじゃねぇか。例えば鬼神タケミカヅチってのは、大国主から日本を譲ってもらった高天原の神で、要するに天皇家のご先祖様の使いっ走りだ。ヒノカグツチに至っては、日本の「国土」自体と兄弟に当たる(日本の国土は神様が産んだんだ)。日本の国土自体が思いっきりカオス勢力なんだよ。天つ神がカオスなのだから、必然的に天皇家もカオスで、従って神道はカオス勢力だ。

あの対立を「神と悪魔」と見ること自体が既にロウ的なんだよ。「悪魔」ってのは、「神」と対立する者、という意味だ。だから、別の宗教の神はすべて「悪魔」になる。仏教の神や日本の神がカオスサイドなのはそういう事だ。例えば「鬼神」カテゴリにいる連中は文字通り解釈するなら「神の力を得た鬼」だが、実際には「ロウ勢力によって鬼(≒悪魔)*という事にされた*神々」だ。真2ではこの辺のテーマがさらに深く語られることになる。
現実の歴史を紐解くと、キリスト教が土着の神を取り込む時には、そいつらを片っ端から悪魔扱いしていく事で自分とこの神を上に持ち上げてきた、なんて事はすぐに調べが付く。「仏教の神を悪魔扱い」ってのは現実の史実なんだよ。何らかの思想を絶対とするのであれば、他の思想は全て否定せねばならない。カオスというのは、「ロウに組しない者」という意味で、それは悪を意味しない。堕天使の中には、人間の肩を持つために神に反逆した連中も沢山いる。
うがった見方をするなら、現代のアメリカのアメリカ的正義、単一価値観の押しつけも「ロウ」的だろう。死刑の否定、男女同権一妻一夫、中絶の禁止、同性愛の禁止、プライバシー権などの人権思想、キリスト教的道徳観。本来多様であるべきはずの思想を「正義」「全体効率」の名の下に統一していく思想がロウ。人類愛みたいなよく分からない理由で人を救い、同じ理由で人を殺すのがロウ。

「ロウを否定する」という思想はカオス的ではない。それはロウの思想だ(キリスト教に対抗する別のロウであるイスラム教辺りを考えると分かりやすい)。ロウ的な考え方を持っている人間も適当に許容するのがカオス。例えば日本の神道にはしれっと仏教の神がいたりするし、日本の仏教の神はヒンズー教の神を普通に取り込んでいる。

> ニュートラルルートでは道教の太上老君が案内役
神道(国家神道、皇室神道)がカオスなのはさんざん説明したからもういいな。
そもそも「神道」と一括りにするのに大幅に無理がある。太上老君が示唆するのと一致するお前の言っている「神道」とは、天皇家のほうの神道ではなく、神社本庁の奉るほうの神道で、つまり単なる自然信仰の方だ(ウンディーネやサラマンダーはニュートラル)。古事記や日本書紀は天皇家の方(国家神道)なのでカオスだ。混ぜるな危険。

道教の導く先に何があるかというと
> 最終的にニュートラルルートは「日本は外部の宗教によらず本来持っている神道の考えのもとに歩むべき」といった結論になるのでしょうか?
こうはならない。そもそも「特定の思想に縛られて生きる」事は道教の考えと反する。人間の知によって生まれた思想など見せかけの物であり無意味だ、というのが道教の「無為自然」の思想だ。分かりやすく言うと「何も考えずに行き当たりばったりに生きろ」という話。女神転生がそうであるように、人は無為に生きているようで、ある思想(ロウ)に寄り添うか、そこから離れるか(カオス)という選択をしてしまいがちだが、どちらも無意味だ、中庸がよい、という思想。
女神転生シリーズでよく引用される胡蝶の夢、あれも道教だ。ある人が蝶になった夢を見た。目覚めたら人間だったわけだが、果たして人が蝶の夢を見ていたのか、それとも蝶が人の夢を見ているのか、という奴だな。道教的にはこの話は「どっちでも同じ事だ」という結論になる。いま蝶なのであれば蝶として生きればいいし、人ならば人として生きればいい。ICBMが落ちてくるなら死ねばいいし、メシア教に制圧されたらカテドラルで生きていけばいい。
質問した人からのコメント
みなさん回答ありがとうございました。

ベストアンサー以外の回答

2件中1~2件を表示しています。

回答者:son*****さん回答日時:2014/6/28 06:22:55

女神転生は元々「デジタルデビルストーリー」という小説のマルチメディア展開のゲームです。
小説は日本神話の神々やギリシャ神話、北欧神話、エジプト神話、キリスト教等に出てくる神や悪魔が出てきます。
FC版1ではボスとして出てくるような悪魔です。
属性はGOOD NEUTRAL EVILの三軸で存在としての光か闇かしかありませんでした。

真・女神転生では存在としての三軸の他に考え方(価値観)の軸が産み出され、分かりやすいメシア教(ロウ)とそれに対立するガイア教(カオス)になったのでしょう。
メシア教はゴシック調の建造物や天使など西洋式、ガイア教は様々な土着の宗教の集合的なイメージだと思います。

昔はニュートラルルートはいわば隠しルートでした。
ロウでもカオスでも、何かモヤモヤしたエンディングの真・女神転生で調和を求めて進めた結果です。
ニュートラルルートは「神にも悪魔にも頼らず、人間の力で生きていく」というルートであり、真2の冒頭を考えれば、正規ルートといえるのはロウルートです。

本来ならニュートラルルートの案内役はイザナミ神であるのが女神転生だと思いますが、旧シリーズとの差別化なのか太上老君でしたね。

ちなみに「新デジタルデビルストーリー」はデジタルデビルストーリーの戦いで悪魔に支配されている日本が舞台です。
少なからずFC版2や真2のストーリーに影響してると思います。

女神転生は悪魔召喚プログラムありきで、影響を受けているのはデビルマンだと思います。

回答者:gol*****さん回答日時:2014/6/28 00:53:33

メタファーを持たせているのかという点については、作る側からすれば大いにそのつもりなのだと思います。
家庭用の女神転生シリーズの出発点は「サイバーパンク+ウィザードリィ」的なものと言えるかと思います。あって無きが如きのストーリーとはいえ、端々に観念的、神秘的、抽象的なエレメントを備えていた(それ故に名作となりえた)ウィザードリィに、本格的にサイバーパンクの世界観を重ねるならば、きっとこうなるだろう、というのがまさにメガテンだったのではないでしょうか。ベースとなったパソコン版「女神転生」で既に、荒ぶる神々とハイパーテクノロージの混在やモラルハザード的な陰鬱さ、電子に宿る意思といった、サイバーパンクのガジェットが前面に出ていたのですが、そこによりゲーム的な深みを与えるべく組み入れられた、立体的な観念の位相構築に、このシリーズの勝算というか価値が見られます。

ただし、ここで味わうべきは善悪の縦軸と混沌秩序の横軸のもたらす重層的なストーリーの深み、価値観の対立の説得力など、あらゆるものが混然一体となって醸し出すフィクションならではのダイナミズムなのであって、モデルとして登場する組織や宗教などを実在のものに当てはめて考察するのは個人レベルの楽しみとして、余興程度におさめておくのが無難なのではないかと思います。

すでにご存知かもしれませんが、女神転生シリーズに決定的な影響を与えていると思われるコミック作品に、佐藤史生(さとうしお)の「ワン・ゼロ」があります。年代的にやや古めかしさを帯びている面もありますが、それを補って余りある凄みと、愛すべき描写に満ちた、おそろしく読み応えのある長編です。この作品での「中道」的なものの描かれ方も秀逸かと思います。

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