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配信日時:2019年5月14日 12時18分

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演奏曲はその場で選ぶ斬新なコンサート「BRA★BRA FINAL FANTASY みんな de えらぼー!」の模様をレポート

2019年4月29日に東京・Bunkamuraオーチャードホールにて行われた「BRA★BRA FINAL FANTASY みんな de えらぼー! with Siena Wind Orchestra」の夜公演の模様をお届けする。

「ファイナルファンタジー」シリーズの楽曲を吹奏楽アレンジした「BRA★BRA FINAL FANTASY / BRASS de BRAVO」(以下、「BRA★BRA」)は、吹奏楽アレンジCDを始め、吹奏楽による全国ツアーも展開し、今年で5年目を迎える人気のシリーズだ。

その「BRA★BRA」シリーズのコンサートツアーは今年も4月28日の大阪公演を皮切りに、既に4公演が終了している。ここでは3公演目となった、2019年4月29日に東京・Bunkamuraオーチャードホールにて行われた「BRA★BRA FINAL FANTASY みんな de えらぼー! with Siena Wind Orchestra」の夜公演の模様をお届けする。

■「みんなで選ぶ」の意味は?

今回の公演タイトルが「BRA★BRA FINAL FANTASY みんな de えらぼー!」と聞いて、「事前に人気楽曲投票でもやっていたのかな? 見落としていたかな?」と思うファンは多いのではないだろうか。だが、そうではないのだ。

コンサートでは入場時に、「今日のメニュー」を渡される。その中を開くと、本日の演奏曲候補がずらりと並んでおり、そこから会場の拍手や「ブラボー」の声の大きさで本日のプログラムが決まるという、なんとも斬新なコンサートとなっているのだ。そう、レストランで「前菜」や「メイン」に好きなものを選べる「プリフィックスコース」と同じ形式だと思ってほしい。

最初にセットリストを聞いた時はその大半が「不明」となっており疑問に感じていたのだが、まさかの「その時その瞬間にその場にいた人たちで演奏曲を決める」とは想像できなかった。これまで数多くのコンサートに行ってきたが、こんなコンサートには一度だって立ち会ったことがない。

さて、それでは気になる本日のコースの内容を、順番に紹介していこう。

第1部は「Appetizer(前菜)&Soup」と称されており、1曲目は「ビッグブリッヂの死闘」。前菜にしてはなかなかヘヴィな始まり方だが、メインへの期待を膨らませ、気持ちを高める選曲としては実に申し分ない。そしてコンサートの名物のひとつ、栗田博文氏の指揮も熱が篭っている。

続いて、ステージには司会の山下まみさんと植松伸夫氏が登壇。2015年から始まり、今年でついに5周年を迎えた「BRA★BRA」シリーズのコンサートだが、植松氏は以前からプリフィックス形式のコンサートをやってみたいと思っていたそうで、特別なプログラムとなった今回のコンサートの進行について説明があった。

2曲目~4曲目は、まさにその「みんなで選ぶ」形式。気になる選び方だが、演奏してほしい曲のタイトルの時に「ブラボー」と叫び、そのブラボーの歓声の大きさを“ブラボーメーター”で測定し、その声の大きさの数値で決める。2曲目~4曲目は候補の中から、3位の「FFVメインテーマ」、2位の「エアリスのテーマ」、1位の「守るべきもの」という、3曲が演奏されることとなった。

「ブラボー」の声の大きさは、全てこのように数値化されて公平に決められている。

なお、この公演の前日の大阪公演でも、この当日の昼の部でも、「エアリスのテーマ」は選ばれなかったという。3公演目にして初めて「エアリスのテーマ」が演奏されることになったというのは、「FF」シリーズのファンとしても意外なのではないだろうか。そういうサプライズも含めて楽しめるのが、今回の「BRA★BRA」なのだ。

ちなみに演奏は順位の通りに演奏されるため、「FFVメインテーマ」で明るい気持ちに、「エアリスのテーマ」でしんみり、「守るべきもの」でガツンと熱い流れになるという構成になったのも面白かった。

再びステージに登壇した植松氏はコックコート姿で、山下さんはウェイトレスの姿で現れた。「次のコースで使うのはこちらです」と山下さんが差し出したリコーダーを「随分茶色い人参だね?」と植松氏らしいジョークで返した場面では、会場からどっと笑い声があがった。


そして5曲目は「BRA★BRA」お馴染みの「リコーダーで奏でるFFメインテーマ」。この楽曲は会場のファンも座席にてリコーダーで演奏に参加できるので、リコーダーを持っている人はぜひ会場に持参しよう。楽譜は「BRA★BRA」公式サイトに掲載されているので、前もって数回吹いておくと安心だ。演奏後には「年々リコーダーの響きが良くなっていく」と、植松氏が笑顔を見せる場面もあった。

6~7曲目は、これまた「みんなで選ぶ」形式。候補曲の中から、2位の「完全なるジェノヴァ」、1位の「星降る峡谷」が演奏された。なお、選ばれなかった2曲の中の1曲は、この3公演の中でまだ一度も演奏されていないという。前述の通り「エアリスのテーマ」が3公演目にしてようやく初めて演奏されたという逸話もあるので、これまでに演奏されていない曲が次の公演では選ばれるかもしれないと思うと、また別の公演にも行きたくなってくるワクワク感がある。

8曲目は「ハンターチャンス」。打楽器と金管が熱い一曲にてたっぷりと気持ちが昂ったところで、前菜の盛り合わせとスープは終了した。

■第2部はメインディッシュとデザート

第2部は「Main Dish」とつけられていた。いよいよここから、肉料理や魚料理といったこのコンサートの一番中心になる曲が出てくるのだろうか。そのメインディッシュの一皿目は、「シーモアバトル」が提供された。

そして次の9曲目から11曲目は「小編成セットをえらぼー!」。「BRA★BRA」シリーズではお馴染みの、4~最大でも15人までの少人数で演奏される「小編成」コーナーだ。

小編成もAセットからCセットまでの3つのセットで選ぶが、今回は測定器で測るのではなく、モーグリおじさんによる指導の元、ボディパーカッションにて一番出来が良かったりインパクトが強かったと思われるセットを演奏する、ということに。 Aセットを希望ならばAセットのパートでボディパーカッションを、Bセットを希望ならばBパートでボディパーカッションを~と言った具合だ。

選ばれたのは、Aセットの「いつか帰るところ」、「水の巫女エリア」、「ザナルカンドにて」セット。「いつか帰るところ」はリコーダーなどを使っており、古楽のようなイメージでアレンジされていて、植松氏も大変お気に入りだという一曲。「水の巫女エリア」は管楽器の音色が空間の中で重なって、色んな色が滲んでいく感じにアレンジされていると植松氏。そして「ザナルカンドにて」は、4名のサクソフォンによる編成で、どこかジャズテイストにアレンジされているのが特徴的だ。

12曲目から13曲目は、フィナーレに向けて「みんなdeえらぼー!」。候補曲はどれもフィナーレに相応しい、熱くなる曲ばかりだったが、その中で2位だった「バトル2メドレー」と、1位の「神の誕生」が演奏されることとなった。

「バトル2メドレー」は、「FFIV」~「FFVI」までの「バトル2」と「FFIX」の「バトル2」の4曲がメドレーになったもので、最後には「勝利のファンファーレ」で締めくくられるのが面白いアレンジだ。そして「神の誕生」は3公演目にして初めて演奏となったが、その曲が1位なのだから、やはり公演ごとにまるっきり違うプレイリストになっていくのがよくわかる。

メインディッシュ、最後の一皿となったのは「片翼の天使」。この曲も、もう「BRA★BRA」シリーズには欠かせない曲となっている。今回はコーラスはいないが、吹奏楽の編成ならでは「片翼の天使」をぜひ楽しんでほしい。

そしてアンコールは「Dessert」と表記され、シェフのおすすめとして演奏されたのは今までに一度も演奏されたことのない、とある楽曲。曲目は明かせないが、「FF」シリーズファンならば絶対に聞いてみたいサプライズな一曲、とだけ言っておこう。

アンコールの最後はこれまたお馴染み、会場のファンがステージに上がって一緒に演奏できる「マンボ de チョコボ ◆みんなで吹こうBRA★BRA FINAL FANTASY」。植松氏は還暦ということで、赤いちゃんちゃんこと帽子で登場した。

このコーナーでは、ファンが各自好きな楽器を持ち寄り、その楽器を持ってステージにあがり、プロと一緒に演奏できるという、「BRA★BRA」シリーズの名物コーナー。なお、楽器は電子機器やホールに持ち込めないものでなければ、どのようなものでもいい。会場には楽器の預かり場があり、大きな楽器でもアンコールまで預けておけるので安心してほしい。

また、毎回、物販で商品を購入すると、ランダムでおもちゃのタンバリンやマラカスなどがもらえるのだが、それを持ってステージにあがっても良い。ぜひ一度この「ステージに上がる」体験をしてみてほしい。「マンボ de チョコボ」の楽譜は「BRA★BRA」公式サイトにあるので、事前に練習をすることも可能だ。

ステージに上がったファンらも演者らも山下さんや植松氏らもみんな笑顔で「マンボ de チョコボ」を演奏して、この公演での「BRA★BRA」コースは終了したのだった。

元々「BRA★BRA」はリコーダーや自身の楽器で演奏に参加できたりボディパーカッションで演奏に参加することができるという、「ファンが自ら体験する」ことが出来るコンサートだったのだが、今回のコンサートは選曲までその場に集まったファンが決めるとあって、例年以上にこれまでにない体験が出来たコンサートだった。

筆者は「BRA★BRA」シリーズの大ファンで、ファンのひとりとして毎年プライベートでもツアーに通い、「ブラボー」を叫んだり、ステージにあがって「マンボ de チョコボ」を演奏したりと、「BRA★BRA」シリーズを楽しめる限り楽しんでいるのだが、今回はそれですら足りないと思えるくらいの内容だった。

今回残念ながら会場の「ブラボー」が足りずに漏れてしまった曲の中には、この曲が聞きたかったのに…、という曲もあるだろう。もしかしたら次回の公演ではそれが聞けるかもしれない。自分が思い切り会場で「ブラボー」を叫べば、次はその曲が上位に食い込めるかもしれない。

「BRA★BRA」シリーズの公式ツイッターアカウントでは各公演のセットリストを終了後に公開しているのだが、実際どの公演でも全く同じセットリストになるということがなくて大変興味深いので、ぜひそちらでこれまでにどのような曲が選ばれてきたのかもチェックしてみてほしいと思う。

この「自分たちの手で作り上げるコンサート」は初めての体験となるだろう。そうして、その体験は、きっと訪れた人の心に深く刻まれるものとなるだろう。

東京公演はまだ5月19日に上野での公演があるほか、全国でツアーが開催されている。公演日程は公式サイトを確認していただきたい。

まず雰囲気を知りたい、という人は、2019年5月10日まで「Gyao」にて2017年の「BRA★BRA」と、2018年の「BRA★BRA FF VII特集」を無料で視聴することが出来るので、ぜひそちらを見てほしい。だが、「BRA★BRA」はやはり「体験することが楽しい」コンサート。もしも少しでも興味が沸いたなら、迷わず一度足を運んでみてほしい。

■その場で曲が決まること自体は、意外と大変でもない?――公演後のミニインタビューをお届け

公演後、「FF」シリーズ音楽生みの親の植松伸夫氏、指揮の栗田博文氏、コンサートマスターの榮村正吾さん、MCの山下まみさんがインタビューに応じてくれたので、その模様をお届けしよう。

写真左から、山下まみさん、栗田博文氏、植松伸夫氏、榮村正吾さん

――5年目をむかえた「BRA★BRA」ですが、まずはここまでの公演の感想をお願いします。

榮村さん:曲数が異常に多いので大変ですが、僕らも次の曲は何が来るんだろうというドキドキ感はお客さんと同じなので、やっていてとても楽しいです。

植松氏:コンサートの作り方は無限にあると思いますし、普通は新しい譜面を用意してやるものでしょうけれど、ちょっとパターン化してきてしまったと感じたので、何か違うことをやろうとしたのが今回のコンサートです。僕のわがままをかなり押し通した感じになりましたが、とてもスリリングで良いコンサートになったと思います。

栗田氏:この東京公演が今年のツアーでの3回目の公演でしたが、5年という歴史は僕のスコアにも残っていて、5年前の譜面はもう紙の色が変色しちゃっているんですよね。ですが、この5年で僕も流れを掴んでいますし、シエナさんがやりたいこともわかるので、こういう積み重ねがあって、今回のような何がくるかわからないコンサートも実現出来たのだと思います。

山下さん:その場にいるお客さんにガチでその場で決めてもらうっていうのは、本当にすごいと思います。事前にファン投票とかで決めておくならともかく、こんなコンサートは前代未聞ですよね。でもその反面、こんな体験をしてしまったら、今後のゲーム音楽コンサートのハードルが上がっちゃうんじゃないのかなと思います(笑)。

――お客さんに選んでもらうのは苦労がありましたか?

植松氏:苦労はあるようでないと言いますか、プレイヤーの皆さんに選んでもらうだけなので(笑)。ただ、流れはおおざっぱには作らないといけないので、それこそ冒頭に「ビッグブリッヂの死闘」を持ってきて、終わりは「片翼の天使」で固定ですし、その途中にお馴染みにリコーダーのコーナーを挟んだりするまでの流れをどうするかとか、その程度のことは考えて悩みましたけど、それくらいですよ。小編成のABCセットも、基本的に僕が聴きたい曲を選んでいるので、どれが選ばれてもいい、っていう感じでした。

栗田氏:選んでもらうこと自体はそこまで難しくないんですよ。ただ、組み合わせが決まった時に両方バトル曲だと、体力がもつかな、とかそういう点のほうが気になりますね。主にそういったペース配分のほうが重要です。どこに何が入る可能性があるかはリハーサルの段階で全部整理が出来ていますので、意外と大丈夫なんですよ。

榮村さん:そうなんですよね、演奏するだけならそれほど大変ではないんです。準備の段階が大変なのであって、始まってしまえばその場で決めるということ自体はそうでもなくて、それよりも2時間半の中で演奏としての流れをうまく作っていく工夫のほうが重要かな、と思いますね。

――今回、セットリストが「神の誕生」から「片翼の天使」と「FFVII」のハードなバトル曲が被りましたが、体力は大丈夫でしたか?

植松氏:去年の「BRA★BRA」が「FFVII」特集で、その時に「完全なるジェノヴァ」から「神の誕生」、「片翼の天使」を3曲続けてやっているので、去年のほうがしんどかったんじゃないですかねえ(笑)。むしろ、あれを既にやっていたからこそ、バトル曲が2曲続いても大丈夫、みたいな感じがありましたよね。

山下さん:最初、「片翼の天使」が大変だっていうのはシエナさんから聞いていたんですよ。ただやっぱり昨年の最後の3曲を超えたら、楽に思えてきたっておっしゃっていたんですよね。だんだんみんなこうやって感覚がマヒしていくんだなって思いましたよ(笑)。

――この夜公演は、割とうまく緩急バラけた感じがありましたよね。

植松氏:そうですね。前日の大阪と昼公演では「エアリスのテーマ」がなかったので。いや、僕は「エアリスのテーマ」がなくてもいいんですけれど、「あれえ?」っていう風にはなりましたよね(笑)。これまでよ転ばれていたはずなのに、なんで選ばれないんだろう、と不思議には思っていました。ただ、そこらへんを色々他の人とも話していたんですが、「エアリスのテーマ」を選ぶ段階では、まだみんな気持ちが「エアリスのテーマ」を聴きたい気持ちになっていないんじゃないのかな、と思いました。「エアリスのテーマ」を選ぶのはかなり前半のほうなので。

山下さん:みんなアップテンポのバトル曲とかでテンションを上げていきたい段階だから、あそこでは「エアリスのテーマ」が選ばれないっていうのはありそうですよね。

植松氏:そうですね、なのでそれはもしかしたら配置的に僕の勘違いだったのかなぁと思ったりはしますね。

山下さん:「エアリスのテーマ」は、自分が叫ばなくても他の人が叫んでくれる、って思っているのもあるのかもしれないですね。だから、一曲だけ選ぶならその次に聞きたい曲で叫ぼう、みたいな心理があるのかなぁって思いますね。

植松氏:あれ、ひとり1ブラボーじゃなくて、ひとり2ブラボーまでOKとかだったらまた結果変わりそうだもんね。でもあれ本当に、みんな1ブラボーだけでしたか?(笑)

――客席から見ている限り、あまりそうでもなかったような気はしました(笑)。

植松氏:ボディパーカッションもAセットのひとはAセットだけやってね、って言ってたのに、やってくれてるひとは全部やっていたよね。楽しければいいんだけど(笑)。

――そういったことも踏まえて、またメニューの内容が色々変わっていく可能性はあるのでしょうか。

植松氏:もちろん、その可能性はなくはないですね。ただ、入れ替える前に、4曲から選ぶとするじゃないですか。1番目、2番目、3番目、4番目、と挙げていった曲を、逆から言ってみて試したいっていうのはありますね。つまり、今まで4番目に挙げていた曲を1番最初に言って…みたいな感じで、それでどう変わるのかというのは見てみたいなと思います。

山下さん:今日は結局試さなかったですけれど、でも昼公演と夜公演で結構割れましたよね。もしこのままずっと選ばれない曲があったらどうしよう、とはなりますけど。

植松氏:「Ami」がね、選ばれないんですよ…。

山下さん:意外なのは「反乱軍のテーマ」じゃないですか? 正直なところ、あんなに人気があるとは思わなかったです。

植松氏:あれ意外だよね。「FFII」の曲だから、すごい古い曲なのに。

山下さん:でも吹奏楽にはすごく合ってると思うんですよ。

植松氏:それは確かにそうなんだよね。でもそうやって“吹奏楽に合っているから”っていう理由で本当に選んでくれているんだとしたら、すごく嬉しいよね。そこまでちゃんと聞いてくれてるんだ、っていう風になりますし。

――これまでの「BRA★BRA」に来て「反乱軍のテーマ」がかっこよかったから、というファンもいるかもしれませんし、アレンジCDで聴いてかっこよかったから、という理由でブラボーしてくれている方もいるかもしれませんよね。

植松氏:そうですね。「FF」の曲が好きだから来ました、っていう人とはまた違うっていうことですよね。このコンサートでは“吹奏楽”という部分にこだわっているので、その“吹奏楽”ならではの魅力を感じて来てもらえているならば、感無量です。

――植松さんは還暦を迎えられたり、去年は一時休養されて本格的な仕事復帰はこのツアーになるかと思いますが、そういった諸々で何か心情的に変わった部分などはありますか?

植松氏:まぁあったといえば、ありました。でも「BRA★BRA」に影響しているかというとそうでもないですね。このコンサートでどれだけ多くの人を笑顔にできるかということが大事なのは変わらないですし。強いて言うなら、還暦も迎えましたし、あとは自分が楽しいと思えることだけをやろうかな、っていうくらいです。

山下さん:あ、でも植松さんギャグのキレが良くなりましたよ!(笑)

植松氏:あれは結構色々頑張って考えているから(笑)。

――最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

山下さん:今回は「BRA★BRA」5周年ということで、「みんな de えらぼー!」のタイトル通り、みんなで作っていくコンサートです。皆さん、声を出す準備をして、ぜひ足を運んでください。今回はセットリストも毎回変わると思いますので、何回でも楽しめると思います。

栗田さん:ボケとツッコミが各公演でどんどん洗練されていって、違うネタが炸裂すると思いますので、そちらにもご期待ください(笑)。

榮村さん:毎回絶対違う曲が入るかと思いますし、実際大阪公演が終わったあとにSNSを覗いてみたら、次に何が演奏されるのか楽しみだから神戸公演に行きたい、というような感想もお見掛けしました。来たら来た分だけ楽しめるコンサートだと思います。みんなで作るコンサートなので、ぜひみんなで盛り上がりたいです。よろしくお願いします。

植松氏:プログラムは本当にその時にならないとわからないということで、何度来ていただいても楽しんでいただけると思います。僕も、MCで同じ話は2回しないつもりなので、全部の公演で話すことを変えていくと思うので、そこでも楽しんでいただけるのではないかと思います。ぜひ会場にいらしてください。

■セットリスト

<第一部>
1.ビッグブリッヂの死闘(FFV) 編曲:佐藤泰将
2.ファイナルファンタジーV メインテーマ(FFV) 編曲:佐藤泰将
3.エアリスのテーマ(FFVII) 編曲:佐藤泰将
4.守るべきもの(FFIX) 編曲:佐藤泰将
5.FINAL FANTASY メインテーマ(FFシリーズ) 編曲:石毛里佳
◆リコーダーで奏でるFFメインテーマ
6.完全なるジェノヴァ(FFVII) 編曲:三浦秀秋
7.星降る峡谷(FFVII) 編曲:佐藤泰将

<第二部>
8.シーモアバトル(FFX) 編曲:佐藤泰将
9. いつか帰るところ(FFIX) 編曲:松本雅隆(ロバハウス)
10.水の巫女エリア(FFIII) 編曲:星出尚志
11.ザナルカンドにて(FFX) 編曲: 小林洋平
12. FFバトル2メドレー 編曲:佐藤泰将
バトル2(FFIV)~バトル2(FFV)~死闘(FFVI)~バトル2(FFIX)~勝利のファンファーレ(FFシリーズ)
13.神の誕生(FFVII) 編曲:挾間美帆
14.片翼の天使(FFVII) 編曲:佐藤泰将

and Encore

■公演概要

公演名:BRA★BRA FINAL FANTASY みんな de えらぼー!

<東京公演>
日時:
2019年4月29日(月祝)
【昼公演】 13:00 開場 / 14:00 開演
【夜公演】 17:30 開場 / 18:30 開演

演奏:シエナ・ウインド・オーケストラ
会場:Bunkamura オーチャードホール
主催:スクウェア・エニックス/ローソンチケット/一般社団法人ジャパン・シンフォニック・ウインズ
制作:プロマックス
協力:スマイル・プリーズ/ドッグイヤー・レコーズ

<ツアー公演概要>
【大阪】ザ・シンフォニーホール 4月28日
【東京】Bunkamuraオーチャードホール 4月29日(月・祝)
【北海道】札幌コンサートホールKitara・大ホール 5月6日(月・祝)
~公演終了~

【東京】東京文化会館・大ホール 5月19日(日)
【福岡】福岡シンフォニーホール(アクロス福岡) 6月28日(金)
【広島】広島文化学園HBGホール 7月13日(土)
【兵庫】神戸国際会館・こくさいホール 7月14日(日)
【宮城】東京エレクトロンホール宮城 7月15日(月・祝)
【愛知】愛知県芸術劇場・コンサートホール 7月27日(土)

「BRA★BRA FINAL FANTASY みんなdeえらぼー! with Siena Wind Orchestra」公式サイト
https://www.jp.square-enix.com/music/sem/page/brabraff/tour/2019/

公式ツイッター:https://twitter.com/brabraff

Photo by Shinjiro Yamada (C)2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

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