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配信日時:2016年8月20日 19時35分

PS4

PS4「仁王」β体験版試遊会レポート!「Bloodborne」山際Pがプレイに打ち込んだ成果を見せる

コーエーテクモゲームスが本日8月20日に開催したPS4用ソフト「仁王」のβ体験版先行試遊会をレポート。本稿では会場にて行われた、開発陣によるチャレンジ企画の模様も紹介していく。

本イベントは、全世界85万ダウンロードを突破したα体験版に続き、そのユーザーフィードバックを元に改善が施された「仁王」β体験版の先行試遊会。参加者たちは来週8月23日からPS Storeにて配信されるβ体験版を、会場で一足早くプレイすることができた。

会場内にズラッと並べられたβ体験版のプレイアブル機たち。和気あいあいと楽しくプレイできることはゲームとしては大切な一面だが、筆者の穿った眼にはこの会場が“試遊者たちを至極のトライ&デスに引きずり込む説教部屋”のように見えてしまう。

まあ、筆者を含めた来場者たちは前回のα体験版はもとより、“こういったゲーム”が好きで好きで仕方がない人たちだと思うので、「マゾヒスティックな体験はドンとこい!」なことであろう。デスしてトライする快感に溺れたゲーマーたちの業は深いのだ。

■早矢仕洋介氏&安田文彦氏によるβ体験版の紹介

左から安田文彦氏、早矢仕洋介氏、松嶋初音さん

イベントではまず、「仁王」でディレクターを務めるコーエーテクモゲームス・早矢仕洋介氏と安田文彦氏、さらにMCとして松嶋初音さんが登壇。ゲーム概要ならびにβ体験版で変更されたいくつかのポイントが紹介された。

なお、「仁王」の基本的なゲーム概要については、Gamerにて掲載中のα体験版プレイインプレッションにて紹介しているので、気になる人はコチラの記事をチェックしてほしい。

今回新規に発表されたのは、“戦国時代を舞台にしたオリジナルストーリー”であるということ。ゲーム中は誰もが知っている歴々の戦国武将たちが登場し、「仁王」の物語を彩っていくとのことだ。

またβ体験版の大きな変更点については、既存ミッションのバランス調整、新たなメインミッション&サブミッション、新規施設「鍛冶屋」、高難易度モード「逢魔が時」、2人オンラインプレイ「常世同行」の追加が主となる。もちろん「ロックオン時にカメラ位置が高くなった」など、ユーザーからの意見・要望も細かくフィードバックされている。

追加されたメインミッションは1つで、名前は「闇の奥」。もう一方のサブミッションに関してては、メインミッションよりも短い時間で遊べるものが計2つ搭載されている。なお、サブミッションのうち1つは、α体験版にはなかったチュートリアルとなっているため、α体験版で「このゲーム、どうやって操作するんだよ!?」と悩んでしまった人も、改めてプレイしておけば気づくことが多々あるかもしれない。

加えて、拠点からアクセスできる「鍛冶屋」では武具を購入することができる。武器を一通り試す際に重宝しそう。また、ここでは武器を「打ち直し」することで、ダメージアップや気力消費量低下などの好みのスキルを付け替えることもできる。

そのほか「逢魔が時」は強力な敵と戦いたい上級者に、「常世同行」はフレンドと2人でミッションに挑みたい人に必見といえるだろう。

そして、「世界初にプレイできる機会なので、楽しんでみてください」と安田氏より誘われ、選ばれた武士たちはいざ決戦(体験)の場へ。

一通り見ていた感じ、ほぼ9割の人たちがチュートリアルから遊んでいた様子。この時点で今回の実装の正しさが証明されたのかもしれない。

来場者がゲームをプレイしているときは、関係者一同もβ体験版をプレイ。
周囲の関係者らの話は大変有意義な攻略ばかりであったが、それを記すのは死にゲーの流儀に反するよね。

■「Bloodborne」山際Pをゲストにトークセッション

左から山際眞晃氏、北尾泰大氏

来場者のプレイ体験が終わった後、会場がソニー・インタラクティブエンタテインメント本社ということで、「仁王」と同様のコンセプト(高難易度ゲームなど)で知られる3Dアクション「Bloodborne」シリーズのプロデューサー・山際眞晃氏と、同社のPR・宣伝担当である北尾泰大氏が姿を見せる。

ここで来場者に「Bloodborneをやっている人?」と問いかけられたところ、ほぼ全員がプレイ済みであった。さすがだ。

山際氏は北尾氏いわく、会社のスケジュールに「仁王」と書いて、一日中プレイをしていたやりこみ勢とのこと。そんな山際氏には「それじゃあ、その腕を見せてもらおうじゃないか」とばかりに、ミッション「鬼の棲む島」のボス「怨霊鬼」を倒す使命が課せられた。

ここで山際氏が見事クリアできると、「来場者&視聴者に缶バッジとポスターをプレゼント+SIEの新作PRタイムの贈呈」が行われるから、責任重大だ。

「いきなりβ体験版がクリアできるの?」と疑問に思っていた一同だが、どうやら山際氏は、β体験版を既に1週間近くやり込んでいるのだとか。確かにその動きはやりこみ勢特有の“1周回って、1アクションしか使わなくなる動き”であり、「完全に100回やった人のプレイ」と早矢仕氏に言わせるように、実に効率的なプレイスタイル。本当に仕上げてきたようだ。

対する怨霊鬼は、巨大な体躯を持ち、2つの大きな鉄球を振るう鬼だ。戦いの場は非常に狭く、その中で敵の広範囲攻撃に耐えながら、隙を見つけて攻撃を加えねばならない。今回の馴染みでいっておくと、「Bloodborne」でいうところの「流罪の執行者」に近しい。

怨霊鬼は残り体力が半分を切ると鉄球を手放し、さらに凶悪な動きでプレイヤーに迫ってくる。3Dアクションのやりこみが問われる前転回避で、華麗に戦いを繰り広げていく山際氏であったが、モーション変化後の苛烈な攻撃には耐えられず、あえなく落命。

「冷房で手がかじかんでしまいました」という苦しい言い訳で連戦に臨む山際氏であったが、期待に応えられず、またもや落命。

もう終わりかと思ったその矢先、北尾氏より「ここはプランB、開発者(安田氏)に倒してもらいましょう」と、安田氏の台本には載っていない、安田氏によるサプライズチャレンジが行われることに。「まったくプレイしてないんですけど…」「いつも刀使っているんですけど、斧しかない……」と不平不満を漏らす安田氏が、この企画の突発性を物語っていた。

山際氏とくらべて手数勝負、アイテムをフルに使ってのなりふり構わぬ戦法で攻め立てたが、やはり使い慣れていない武器は辛いのか、怨霊鬼の前に安田氏も落命。泣きの2回目のチャレンジでは、能力値が優れぬものの、特異の刀を使って怨霊鬼に猛攻する。

しかし、その刀さばきは紛うことなき開発者というもので、まるでお手本プレイのよう。最後は「倒しちゃったらムービーも流れちゃいますし…、敵の大技で死ぬのがPRですし…」と口にしつつやられてしまったものの、そのプレイの凄みには、会場からも惜しみない拍手が送られた。

そしてチャレンジは失敗に終わってしまったが、その仕事を投げ捨てても「仁王」のプレイに打ち込んだ山際氏を讃え、プレゼントは見事ユーザーに贈呈されることとなった。

イベントの最後には、β体験版 意見交換会が催され、生配信の視聴者と、会場にてβ体験版を遊んだ人たちが、開発陣へ質問を投げかけた。以下はそれぞれの回答となる。

  • スキルやコンボはα版から増えている。
  • 最初のステージのクリア率は28%想定。
  • 発売後のDLC展開は、発売間近に考える。
  • トロフィーは1周クリアではコンプリートできないが、難しすぎる内容にはしない。
  • 「Bloodborne」とのコラボはDLCで……やるかも?
  • マップやステージは、製品版では10倍弱は増える。

“ザ・戦国死にゲー”に磨きをかけたβ体験版は、当然のことだがα版よりもさらなるブラッシュアップが施されている。来週配信されるβ体験版を、その身で遊んでみるのがいいだろう。ちなみにβ体験版は明日8月23日から9月6日までの期間限定配信(プレイもこの期間限定)となるため、遊ぶ際は注意しておくべし。

それでは来週の配信を待ちまして、本稿はお開き。来週からみんなで「レッツ落命!」しましょう。

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