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配信日時:2011年12月16日 16時16分

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【電撃PlayStation】BUMP OF CHICKEN ロングインタビュー――『FF零式』テーマソング『ゼロ』に込めた想い、そして『FF』シリーズの思い出

 『電撃PlayStation Vol.504』に掲載されたBUMP OF CHICKENのインタビューの完全版をお届け! 『ファイナルファンタジー零式(以下、零式)』の主題歌『ゼロ』のお話はもちろん、『ファイナルファンタジー(以下、FF)』シリーズへの思い入れや熱いゲームトークなど、ふだんは聞けない、ゲームファンとしての素顔にも迫っていきます!!
●『FF』のテーマソングのお話を聞いたとき、そんな話来るわけないと思ってました(直井)
――今回のタイアップにあたり、はじめは『FFVII アドベントチルドレン』のときに野村哲也氏からお話があったとのことですが、具体的にはどういうお話をされたのでしょうか?
藤原基央氏(以下、敬称略):『FFVII アドベントチルドレン』のときに試写会に呼んでくださって、それがきっかけで一緒にお食事をさせていただく機会があったんです。そのときは僕らが一方的に「『FF』好きです、どこが好きです」と言い続けて、それで終わるような内容でした。でも野村さんも僕らの曲を聴いてくれていたそうで、「何か機会があったらご一緒できたらいいですね」って言っていただけたんです。それももう7~8年前のことなんですけど。
――『FF零式』のテーマソングの話が来たときのお気持ちはいかがでしたか?
直井由文氏(以下、敬称略):スタッフに「『FF』のテーマソングの話が来ました」と聞いたときは、なんの『FF』かと思いました。僕らにとって『FF』は“ファイナルファンタジー”ですけども、もしかしたら違うかもしれないし(笑)、そんな話が来るわけないと思っていましたから。それでも“ファイナルファンタジー”だと言われたので、ちょうど発表された直後だった『FFXIII』か『FFヴェルサスXIII』か、それとも『FFアギトXIII』のどれかかなと。
それで、「PSPのです」って答えで、ああ『アギト』なんだなと。あ、当時はまだ仮のタイトルだったんですけど。でもその頃は本当に信じられなくて、「まだ信じるのはやめよう」と思ってました。ドッキリだと困るので(笑)。
――スクウェア・エニックスさんから具体的な話があったのは何年くらい前ですか?
藤原:もう1年くらい前ですね。企画書のような、A4くらいの紙を5、6枚綴じた資料をいただきまして。主人公格のキャラクターのイラストとかも入って、文字よりも絵のほうが多い、「こういうゲーム作ります」みたいなものでした。その段階では「わぁ、ホントかよ」みたいなドキドキでいっぱいでした。
――そこから『零式』のスタッフたちと密に連絡を取り合って?
藤原:密っていうほどではないですが、2回ほどスクウェア・エニックスさんにお邪魔させていただいて、開発中の画面などを見せていただきました。でも、とくに「こういう曲にしてくれ」といった希望を言われることはなかったので、打ち合わせといっても作っているところを見せていただいて、僕らがひたすら驚くような感じでした。
●あの「クポ」はすごいですよね。話しかけた瞬間にパァって花が咲きますよ(増川)
――実際に『零式』をプレイしてみて、お気に入りのキャラはいましたか?
直井:メンバーみんなの感想がわりとかぶってて、「サイスの武器がカッコよすぎる」って言ってましたね。
増川弘明氏(以下、敬称略):僕はキングに結構はまりました。敵との距離が近いほど攻撃力が上がるのを途中で知って、ギリギリのところで立ち回るのが楽しかったですね。僕もサイスがすごい好きだったんですが、今やってるのはキングです。あと僕の場合、ぜったいレムを含めたパーティでやっています。キャラ的に好きなので。
直井:ああ、恋か!
藤原:じゃあファンってことですね。
増川:まあそう、かな(笑)。
直井:僕は攻撃力高いこともあって、初めはナインでプレイしました。でもやっぱり鎌がカッコよすぎて、サイスに行っちゃいましたね。キングで遊んだときは、銃=強い=カッコいいと思っていて、あと銃=遠距離でどちらかというと初心者向けのキャラなのかなと思ってナメてかかったんですよ。そうしたら弘が言うように、離れて攻撃してもまったく敵のHPが減らず、じつは玄人キャラなんじゃないかって。
単純にすごいカワイイのはクイーンとレム。あとサイス。エースはデッキを使って、いろいろな攻撃ができるのがいいですよね。藤君はどうですか?
藤原:僕の場合、遍歴がメンバーとほぼ同じでナイン、キング、あとサイスを最終的に使っていました。ジャックやデュースもお気に入りですね。
増川:刀熱いなぁ、楽しそう。カウンター狙いの『見切る』とか(電撃PlayStationの『零式』記事を読みながら)。
直井:秀ちゃんは誰が気になります?
升秀夫氏(以下、敬称略):『ゼロ』の初回限定版に付いてくるDVDにメインで出てくるエースですね。というわけでDVD観てください。
増川:そういえば、モーグリの声真似とかしてたよね。
直井:いやもう、どうすればあんなにかわいく「クポ」って言えるのかと思って。
増川:あの「クポ」はすごいですよね。話しかけた瞬間に、パァァって花が咲きますよ。
升:声優さんってすごいなあって感じましたね。
直井:ミュージシャンとして、本当に尊敬します。
藤原:カタカナ2文字ですよ? 『ク』と『ポ』ですよ? それだけなのに、なんでそんなに威力があるのかって思いましたね。
増川:いややっぱり、声優さんはすごい!
直井:何度も真似しても、ぜんっぜん追いつけませんしね。あれはもう、着信ボイスとかになればいいと思いますよ。
藤原:あれは肯定されてるのか、それとも何か問いかけられてるのかって考えちゃいます。
直井:「クポ」だけでいろんな種類がありますからね。
増川:喜怒哀楽が全部詰まってるんですよ。
曲作りのときは「僕ららしくあること」を心がけました(藤原)
――『FF』のテーマソングを、男性のアーティストが歌うのは初めてですね。
藤原:すごくうれしいですね。でも、発売前までは、直井君が言ったような「信じられない、夢じゃないか」って思いのほうが強くて、現実味がなかったです(笑)。
――ゲームタイトルの主題歌を手がけるにあたり、心がけている点や意識している点はありますか?
藤原:“僕ららしくあること”です。僕らが今までやってきた音楽を聴いてオファーしてくださったわけですから、やっぱりこれを提示できなければダメだろうと思っています。僕たちの作品が好きで、あちらもその音楽を求めてくださっているという大前提がありますから。
具体的に台本を読んだりしているわけではないので、作品寄りにしようとするとかえって頭でっかちになってしまうかもしれないし、そこはインスピレーションが大事なんじゃないかなと思います。今回はキャラクターの画が、僕のなかですごくインスピレーションになりました。その画のイメージはすごい大きかったです。
――その画というのは?
藤原:主人公格のキャラクターが、武器を持って一同に介したものです。今は旗を掲げたものがありますが、当時は旗もまだなくて、キャラクターだけのイラストでした。旗はたぶんCGになってから付いたのではないでしょうか。で、僕は彼らの名前とかも、どんなストーリーを負うのかも知らずに、今年に入ってから書き始めました。戦争モノだということはわかっていたんですが。
――作曲は順調に進んだほうですか? それとも苦労されましたか?
藤原:順調だったと思いますよ。早かったと思います。
――『ゼロ(期間限定盤)』にはスクウェア・エニックスさんが編集したオリジナルMVが入っていますが、そちらをご覧になられたとのお気持ちは?
藤原:完全にこちらからお願いしてやってくださったんですけど、もう、ね?
直井:その映像見て一番興奮してるのは僕らなんですが、BUMP OF CHICKENがどんなバンドか知らず、『零式』のために「じゃあ買ってみようかな」って思ってる人でも、映像が素晴らしくてイマジネーションがすごい湧くと思うのでぜひ見ていただけたらなと思います!
――見どころなどを聞かせてください。
直井:バハムートや、魔法防御してる人たちが、魔導アーマーにやられてしまうところがあるんです。曲とリンクしていて、そこがちょっと泣けるんですよ。あと、CDのジャケットもファンの方だったら「これはいい」と思ってくれるんじゃないでしょうか。ジャケットを表裏ぜんぶ、眺めてみてください。すごく豪華な仕様になってます! スリーブケースの「BUMP OF CHICKEN」のところが凸凹になっていたり、パールホワイトに輝いたり、『FF』をすごく意識して作られています。
――曲名の“ゼロ”とは、どういったイメージでつけられたのでしょうか?
藤原:僕が曲を書いたときは、まだタイトルがない状態でした。でもゲームのタイトルが『零式』になる前に、『ファイナルファンタジー ゼロ』にする予定だったと、僕とプロデューサーは聞かされていたんです。スタッフさんたちは“ゼロ”という言葉に深い思い入れがあるようでしたし、それをタイトルにしたらどうだろうというプロデューサーのアイデアで今のタイトルになりました。
――曲のオファーは、フルバージョンとオープニングバージョン両方でお願いされたのですか?
藤原:オファーは主題歌というだけで、それがどこでどう使われるか、どういうテンションの、どういうものがいいとかっていうのはまったくありませんでした。でもオープニングで流すのなら、バージョン違いでオープニングに合うような形で作れるかもしれないと伝えたら、ぜひ聴いてみたいと言っていただけたので、そうして作ったのがオープニングバージョンです。だからオープニングバージョンのほうは音選びから歌い方まで、『FF』の世界観を1人のファンとして大切にしています。
●『FFII』をプレイしたとき「僕は『FF』シリーズが好きかもしれない!」という自覚が芽生えました(藤原)
――ジャケットの裏には『FF』シリーズ初期のドット絵で描かれたメンバーキャラがいますが、これは?
直井:このプロジェクトが始まる前から、ずっと「これになりたい」って夢があったんです。『FF』が好きな方だったら一度は空想するんじゃないかなと思うんですが。それで伝えるだけ伝えてみて、断られたらそれはそれで構わないつもりでスクウェア・エニックスさんにお願いしたら、1発目にこれが上がってきたんですよ。ほかにも仲間同士になっていたり、0組(クラスゼロ)の制服を着せていただいたり、もういろんなバージョンを作っていただきました。で、調子に乗って「瀕死のバージョンも作ってください」って注文もしてしまって(笑) もうぜんぶ快くやってくださいました。
増川:本当にもう、何回かお願いしましたね。「じゃあこれも!」って。
藤原:やっぱり制服を着せてもらったのはうれしかったですね!
直井:あと僕らがよく使っているBUMP OF CHICKENのエンブレムがあるんですけど、これもドットにしていただいたんです。なので、「これを使って何かできないか」と考え中です。
――ぜひ動いているところも見てみたいです(笑)。
直井:でもさすがにそこまでは言えなかったので(笑)。「バンザイ」だけでも、それどころの騒ぎじゃなくなりますから。
藤原:「バンザイ」したら、リアルでバンザイですよね。
直井:4人のドット絵が紙で送られてきたときは、うれしすぎて部屋にババッと貼りましたから! 「これオレだからな!」って(笑)。
――このキャラで『FF』を遊べたら楽しそうです。
直井:これでプレイしたいけど、僕自身はものすごく弱いことになっていると思うので(笑)。HPは1で、つねに瀕死状態ですね。コマンドが一応『かくれる』と『にげる』が用意されてます(笑)。
藤原:あと『おもいだす』があります。忘れっぽいので。
直井:でも思い出す内容も昨日の夕食(笑)。
――メンバーのみなさんは『FF』シリーズをかなりやりこんでいるということですが。
升:ほかのメンバーにくらべたら、僕はまだまだですね。
直井:ゲーム自体やらない子なんですよ。でも『FFIII』だけはクリアしてました。
升:今回のお話をいただいたときも、詳しい話を直井君から「男性ボーカルがやるってことは初めてなんだぞ!」と、熱いレクチャーをいただきました(笑)。
直井:「もっと知っておかないと先方に失礼だぞ!」と、勉強する気持ちでね。
――みなさんが初めてプレイされた『FF』作品を、それぞれおうかがいしてもいいですか?
藤原:僕は『FFI』でしたね、ファミコンの。小学2年生のときに母がやっていて、よくわからないけど僕もやってみようと思ったんです。でも怖くて、難しかった。モンスターのサハギンが怖くて、「そんないっぱい出てこなくても!」って思いながら遊んでいました。そうしたら『FFII』が出たんです。「これは大人のゲームだ!」というのが僕の『I』の感想だったんですけど、『II』はキャラクターの個性が強くなり、名脇役もいっぱい出てきて、お話にもすんなり入れました。気がついたら『Ⅰ』よりものめり込んで遊んでいて、「僕は『FF』シリーズが好きなのかもしれない!」という自覚が芽生え始めていたらしく、『III』が発売されるときには、最初から「やりたい!」と思っていました。
――最後のクリスタルタワーはつらかったのではないですか?
藤原:つらかったですね。エキドナやアーリマンとか、ツーヘッドドラゴンは「このタイミングでそんな敵出てくるのか!」、「こいつら鬼だ!」って思っていました。でもちゃんと鍛えてあったので、クリスタルタワーは初見でクリアできましたよ。
――そのときはどんなパーティで?
藤原:忍者・忍者・賢者・賢者です。ラグナロクとエクスカリバーと円月輪と、たしか正宗を装備して。たしか、ぜんぶ禁断の地エウレカで取れるやつですよね。あと賢者2人には、だいたい『バハムル』か『ケアルガ』を使わせていました。
――シリーズはほとんどやりつくしているのでしょうか?
藤原:『FFX』までは遊んでいます。でも『FFX-2』からは仕事で自分が忙しいときにかぶってしまい、途中までやっても途中から曲作りをしないと、という感じになってしまって。追々やろうと思っています。『FFXIII』も、その前の『FFXII』も買ってあるんですけど。
――思い出に残っているキャラクターはいますか?
直井:『FFVIII』のラグナです。僕は『VIII』が1番好きなんですよ。ラグナとジュリアの恋物語からあんなにストーリーが広がっていくとは思わなかったですし、あとラグナの男像にめちゃくちゃ憧れますね。ユニークなんだけども芯がしっかりしてて、気がついたら大統領になってる(笑)。スコールと会う瞬間とかもたまらないですよね。その対応とかも「男だなぁ!」って思いました。
藤原:僕はまずガーランドと、アストス、マトーヤ。『II』だとリチャード、ミンウ、レイラ、レオンハルト。どのキャラも登場シーンが鮮烈ですよね。レオンハルトは再登場シーンとかも。うーん、止まらなそうなのでこの辺でやめときます(笑)。
――ではメインキャラ格で1人だけなら?
藤原:では『II』の話が出たので、レオンハルトで。ちょっとダークヒーローな感じが好きですね。やっぱり『II』は、「『FF』が好きなのかも」と思うきっかけになったソフトなので思い入れが深いです。どれが1番面白いかっていうと選べませんが。
――『II』では、熟練度上げのために仲間同士で攻撃し合ったり?
藤原:しましたね(笑)。間違いなくやってました!
――当時はまだネットがそれほど普及してなく、友達同士で攻略情報を交換し合ったりすることが多かったですね。
藤原:『II』のときは、僕の小学校のクラスにはまだ遊んでいる人がいなくて、『FFIII』から一気に増えました。「パーティのジョブどんな感じ?」とかいろいろ話しましたが、『FFII』は僕しかやってなかったですね。母くらいでした。
――やや大人向けという印象があった?
藤原:そうですね、ゲームの世界観も、パッケージのデザインとかもそうだったと思います。
――升さんはいかがでしょうか?
升:『III』だとあまりキャラが出ていませんが、『FFIV』もやっているのでセシルが好きです。暗黒騎士ってかなりショッキングでしたが、逆にカッコいいって思ってましたね。苦悩してるけど、強いしカッコいいし、このままでいいんじゃないかと。でも試練の山のエピソードは、すごい好きです。
増川:僕も『IV』でカインとか言おうかと思ってたんですけど言われちゃった(笑)。ほかには『FFX』の主人公のティーダですね。それにリュックも、ボイスが付いたこともあって、めちゃめちゃ好きになってました。それにオープニングにも驚きました。『FFVII』のときもそうでしたが、映像の進化ってすごいですよね。
――『X』はPS Vitaでも出る予定ですね。
直井:楽しみに待ってます!
増川:成長システムとか好きだったので、ぜひやり込みたいですね。
――年末に発売されるPS Vitaについてはどう思われていますか?
増川:ものすごく欲しいです! PS Vitaはメンバー内でも常に話題に上りますね。パネルの操作できるかな、慣れるかなとか。
●メンバーの苗字を付けてプレイしてました(升)
――少し唐突ですが、もし自分が『FF』のジョブになるとしたらどれがいいですか?
藤原:すごい質問だ(笑)。
升:じゃあ僕から。忍者です!
直井:あ、やっぱりね。
升:『III』で実際、自分の名前をつけてたキャラを忍者にしたことと、あと『忍者ハットリくん』の大ファンということも相まって(笑)。でもやっぱり『FF』世界だと、忍者はひと味違うんですよね。手裏剣も強いんだけどなくなっってしまうので、使わなさ過ぎて、結局使わないまま終わってしまう。ラストエリクサーも最後まで取っておいたんですけど、出番がありませんでした。
増川:僕は素早さが高いキャラが昔からすごく好きで、シーフとか、狩人とか、忍者もそうですね。シーフかな、『III』クリアしたときもいましたし。
藤原:僕は『FFV』で時魔道士。コメットとかメテオとか、ヘイストとかもそうですよね。見た目がすごい好きだったんですよ。でも使う魔法はゴツイのばっかりだったので、カッコよかったですね。あと印象に残ってるのは踊り子ですね。『つるぎのまい』とか。ビッグブリッヂは踊り子で切り抜けました。あとは……。
直井:藤君、「1つ」だよ?
藤原:そうですよねー……。
直井:言うだけはいいけど、あとで1つに絞ってね?
藤原:『III』の学者もいいですよね。本でどうやって戦うのかと思ったら、殴るのかよって(笑)。で、何十回ヒットとか。
直井:で、どれにするかはっきり決めましょう。
藤原:うーん、そうだなぁ。じゃあ賢者かな!
直井:おめでとうございます。1回も出てなかったのにね!
藤原:だって一番便利じゃないですか。だからアレイズもヘイストも使いますよ、みんなのために。升君の『III』のなかでも、僕は賢者だったらしいので。
――メンバーの名前でプレイされているのですか?
藤原:たしか苗字ですよね、全員苗字。
升:自分も苗字です(笑)
藤原:殺伐としてるなぁ。
升:『FF』感出るかなぁと思って。
一堂:(笑)
直井:じゃあ今度は僕が。レギュラーのラジオ番組で『僕が『FF』のキャラだとしたら誰?』って企画をやったんです、僕の誕生日企画として。スクウェア・エニックスさんに断りもなく(笑)。そうしたら1位がジタンだったんですよ。素早さのこととか、ファンの方が僕に気を遣ってくださったのかと思いました。2位はゼルです。でもシーフだとかぶっちゃうので、モンクでお願いします。
増川:モンクいいですね。モンク、忍者、賢者、シーフか。
直井:ほんとは黒魔とか欲しいですけどね。
升:まあ賢者いますので。
直井:バランスはいいけど、誰も剣使わないんだ!?(笑)
――ちょっと難しい質問ですが、『FF』シリーズの魅力をひとことで表すと?
直井:それは「宇宙って何?」みたいなものじゃないですか(笑)? 短くですよね……升君だからこそ言えることで何か。
升:僕は、小学校のときからずっと家にゲームがなくて、そういうなかでみんなが『FF』の話をするわけですよ。だからひとことで言ったら『憧れ』ですね。まさにファンタジーというか、僕のあずかり知らぬところに素晴らしい世界が存在するんだっていう。
直井:僕の浮かんでた言葉、もう恥ずかしくて言えない(笑)
増川:蛇足でしかない(笑)。
――けっこうゲームを遊ばれるとのことですが、ゲーム雑誌は読まれたりします?
増川:僕は遊んでるゲームが載ってるとけっこう読みますね。
直井:検索すればいろいろ出てきますが、やっぱり本や紙の世代なので、こっちのほうが見やすいんですよ。なので目当てのゲームがあるときは。必ず何誌か買って情報を統一して、確実な道を行きたいなと思ってます。ゲームが発売されると攻略や特集が組まれるので、その号は買っておいて、1周目を自分でクリアしてから2周目からそれを見ながらぜんぶやっていく、って遊び方をします。
――イベントは必ずすべてこなしながら遊びたいタイプですか?
直井:仕事の都合でなかなか長時間プレイはできないんですけど、心がざわついてしまうんですね。たとえばツアーが12月からあるんですが、それは『零式』と一緒にツアー回ればいいなと思ってるんです。でも据え置き機だと、一緒に回ったらスーツケースが本気で重いんですよ! それはきついので、主軸のストーリーだけクリアして気持ちをスッキリさせてツアーに行ってから、小さなイベントやればいいじゃないかと。
藤原:僕はそういうのが全然できません。主軸は主軸でやりながらも、1つ1つの細かいイベントもそのたびそのたび拾っていかないと気が済まないタイプなんです。まあ2周目じゃないと行けないような要素とかは別ですけど、その時点での100%を常に維持しないとダメですね。だから結局クリア回数も増えちゃうんです。
直井:僕、ドロー(『VIII』)をし忘れて、藤君だけ『リヴァイアサン』持ってたんです。いままでどんなザコキャラからも絶対ドロー忘れたことないのに、ノーグっていう学園の地下で戦う敵からだけ忘れて、『リヴァイアサン』が無い状態で行くのか……って呆然としたことがありましたね。
増川:けっこう取り返しつかないことありますからね。
直井:でも今僕が言ったのは最悪の場合ですね。『XIII』はちゃんと「S」でクリアして、トロフィーをフルコンプしました。『FFXIII-2』も『FFヴェルサスXIII』もやりますよ!
――年末は大変そうですね(笑)。
直井:『FFXIII』シリーズが発表になったとき、一気に出ると思ったので「参ったな」って思ったんですよ。3本同時発売したら両手じゃ足りない(笑)。だからバラけて良かったです。まあ当たり前なんですけど。でも『FFXIII-2』まで来るとは思わなかったから、ドキドキが止まらないです。
増川:『零式』はPSPなので、ちょうどツアーの移動中とか、新幹線の中で楽しめるのがいいですね。ミッションもいい感じのボリュームだし、協力プレイが熱いんじゃないかなと。
●普段から藤原君の家に集まってゲームしてますよ(直井)
――9月や10月はゲームファンとして注目のソフトがいっぱい出ますね。
直井:まずは頭を整理するところから始めないとですね。じゃあこれをクリアしてこれをクリアしてって、順序立ててしっかりやっていきましょう!
藤原:ライフスタイルの提案だね(笑)。
直井:僕らの場合はツアーがありますから、『零式』は“持っていける”し、4人でもできる。だから、据え置き機の良さがあるものからクリアしていこうかと。みなさんも出張とかあるでしょうし。
升:学校もあるでしょうし。
直井:移動時間を大切にしてほしいですね。
藤原:子育てのある人もいるでしょうし。
直井:計画を立てて、遊んでいきましょう。
増川:部長に「行きましょう」とかね(笑)
升:仕事中かよ!
直井:「キミのこのサイスは強くないかね?」とかって、部長と仲良くなったりとかね。
藤原:「いやぁ、部長のマキナにはかないません」
直井:「会長のレムが一番かわいいです」
藤原:「僕のレムより会長のレムがかわいいですよ!」という感じで、接待『零式』が生まれたりして(笑)。
――ファンとしては、4人が遊んでいる姿も見てみたいです。
藤原:でも遊んでいるときはあまりしゃべらないですね。本気でかかるので。
直井:1人だけツゥーっと、感動して泣いたりしますし。
増川:ときどき奇跡的にみんなで大爆笑するときもありますが。
――普段から、4人でゲームを遊ばれることはあるのですか?
直井:仕事帰りに藤原君の家に集まって、『桃太郎電鉄』(以下、『桃鉄』)とか『いただきストリート』(以下、『いたスト』)とかいろいろやりますね。
升:やりますねぇ。
直井:『いたスト』はシリーズ通して大ファンです。
――対戦プレイでケンカにはなりませんか(笑)?
直井:『桃鉄』をやってるとき卑屈になることはあります(笑)。
藤原:でもいじけないのはルール。いじけないというか、勝負を投げないこと。
直井:藤原君がトップを走ってたら、『スリのギンジ』に半分持っていかれて、そこから止まるマス止まるマスぜんぶにマイナス効果がある。そのうえ『升君がスタジアムを無条件で貰う』と出てしまって。
升:そんなことってあるんだって思いましたね。
藤原:あまりにもむちゃくちゃな展開ですよね。
直井:で、気づいたら『キングボンビー』で。さすがにそのときはみんな無言になりますよね。
藤原:コイツにイイ事起きないかなって思いますよね。
増川:でも『いたスト』にしろ『桃鉄』にしろ、お互い本気で「勝とう」と思ってやってます。「ぜったい負けないぞ」って。
藤原:勝負は投げないよね。
直井:やっぱり『いたスト』はスフィアバトルですね、めちゃくちゃ熱いです。藤原君にスフィアバトル出しといてもらってから、みんなで遊びに行くんです。
藤原:僕の家でやることになるので、僕のセーブデータでスフィアバトルが出てないといけないんですよ。だから曲作りでスタジオ行って帰ってきて、「じゃあ1ステージクリアするか」と。
直井:早くしてー(笑)。
藤原:モーグリが本気で強くて、「クポー」とか言いながら、なんか出目がいいんですよね。気のせいかなぁ。
直井:でも『いたスト』、夢のソフトですよね。『ドラゴンクエスト』と『FF』が一緒にできるんですよ。竜王が「いててて」って言うし。ほかにもいろんなキャラのものがありますし、あんな夢のソフトなかなかないですよね。
藤原:ティファがね、かわいい顔してすぐ酒場作って呼ぶんですよ。僕らのことを。
直井:シューンってみんな集まっちゃう。
増川:「あと1マスでゴールなのに……お前ェー!」って(笑)。
直井:あと、お金落とすと「ヂャリィィィィン!」て。それがもうかわいい数字じゃなくなってるんですよ。神殿に止まると。
増川:そう……痛いよねぇ……
藤原:だからキャラありきってところの感動はありますよね。ティファやセフィロスとか。
直井:あんなにクールぶってて、「フッ」とか言っても「ヂャリィィィィン!」ってお金落としますからね。「めっちゃマイナスじゃん、“セフィロス”だろ!」って。
藤原:とにかく、「クリスマスに集まろう」とか「誰の誕生日に集まろう」とかは結構ありますね。
――では最後に、電撃PlayStation読者にひとことお願いします。
直井:じゃあ僕がまとめて。『FF零式』をプレイしてる方はたくさんいると思いますが、ゲームのなかで流れてくる僕らの曲を聴いて「あ、BUMP OF CHICKENっていいかも」と少しでも思っていただけたら、いっぱい曲を出しているので、そちらのほうもぜひ聴いていただけたらなと思います。面白かったらツアーのほうにも足を伸ばしていただけたらうれしいです。
あと、年末はすごくたくさんゲームが出るので、本当にみなさんの体調が不安です。そのライフスタイルの提案として、まず据え置き機からクリアしていただいて、PSPで持ち出せるほうは移動中にプレイしましょう!
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